支援

この記事は、尊敬する福島正伸さん(株式会社アントレプレナーセンター代表取締役)の「新経営用語辞典」から、用語を1つピックアップして得た学びを記載しています。

「支援」とは

相手のために役立ちたいという意識を持って、できる限りの応援をすること。そして最大の支援とは励ますことである。
支援の目的は、相手が自発的に困難・問題を乗り越える努力をするようになることである。まず自らが見本となって行動することで相手を動機づけ、相手がどんな状況であったとしても信頼し、できる限りの応援をしながら、長期的視野に立って応援し続けることである。

(感動と共感の 新・経営用語辞典/福島正伸 氏)


福島正伸さんに出会うまで、私は支援という概念を勘違いしていました。支援とは必ずしもお金や物を与えることではありませんが、以前の私は、そう考えてしまっていました。

実は、与えるは与えるでも、お金や物ではなく、相手が自発的に困難を乗り越えようと努力するために、自分ができる何か、ということです。
相手が自発的に行動するには、内面から湧き上がるようにする必要があり、感情面へのサポートが最も重要になります。福島さんは、見本、信頼、支援の順番で、見本が7割、信頼2割、支援1割、と仰っています。

今、コロナの影響もあり、安全面と経済面の両方で、世界中が不安な状況にあります。この困難を乗り越えるには、やはりお互いに支援し合うことが必要だと思っています。
相手のことを思いやり、自分ができることを率先してやることで見本をみせ、人を信頼して、支援する。みんながお互いに支援し合えば、どんな困難に直面しても、乗り越えられるのではないでしょうか。

奪い合うのではなく、支援し合うことが大切ですね。

Encouragement is the most powerful way to motivate people.